|トップ>散策マップ>9.開国に関わる興津宿と江尻宿 静岡市JR興津駅〜静岡市静鉄桜橋駅|
中世の頃より関所が置かれ、清見潟の景勝地が東海道から真近に望めていました。また元勲の別荘地であり、日本の政治を支えていました。大火や戦争、戦後の東名高速道路整備や清水港の埋め立てなど当時の面影は残っていませんが歴史の重要な場所として歩いてみてください。
井上馨銅像 |
幕末に活躍した長州藩出身の政治家、実業家です。高杉晋作や伊藤博文たちと親しく交際し、外務大臣として条約改正に献身しました。大正4年(1915)興津の別荘、長者荘で死去しています。 |
細井の松 |
国道1号線と旧東海道との分岐になります。平成4年に植樹された松の木が1本、東海道の道標、無縁さんの碑があります。 |
稚児橋 |
橋の欄干にはそれぞれに4つのかわいい河童の銅像が立っています。 |
清水湊次郎長生家 国有形登録文化財 |
美濃輪稲荷の近くにある、清水次郎長の生家です。次郎長は文政3年(1820)に美濃輪町の船持ち船頭の家の次男として誕生しました。叔父の山本次郎八の養子となり、山本長五郎を名乗ります。次郎八の家の長五郎、で次郎長と呼ばれるようになりました。 家の居間は当時のまま残され、次郎長が実際に使用した道具類や写真などが展示されています。
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末廣 |
明治19年(1886)清水次郎長が開業した船宿です。人手に渡っていたものを、平成11年、当時の部材を利用して再建しました。宿の中には次郎長ゆかりの品々が展示され、2階では当時の英語の授業の様子が再現されています。
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魚町稲荷神社 |
清水銀座の先、道がカーブしたところに建つお社です。天正6年(1578)、武田信玄が江尻城を築いた時にその鎮守として建立されました。境内には巨大な石造りのサッカーボールが鎮座しています。 |