|トップ>散策マップ>12.駿府の隠れ里丸子宿と宇津ノ谷峠 静岡市安倍川橋〜藤枝市道の駅宇津ノ谷峠|
古老に聞くと「丸子で起こったことは外で話してはいけない」と代々教えられてきたそうです。赤目ケ谷、大鈩(おおだたら)などの地名からみると今川時代にはここで鉄をとり、製鉄し、武器をつくっていたとか・・連歌師宗長がつくった柴屋寺は狼煙をみるのに最適・・などなど20番目の丸子宿は不思議な場所です。
心光院 |
富士山のビューポイントです。 |
少将井神社 |
謡曲「千手(せんじゅ)」の主人公の白拍子「千手の前」の石像です。千手は手越長者の娘で、少将井神社は、長者の屋敷跡といわれています。 |
十団子 お守り |
8月23・24日の慶龍寺縁日では、この十団子が魔よけとして売られています。 |
宇津ノ谷 |
町並みの整備は進んでおり、当時の面影が残っています。 |
宇津ノ谷峠 |
標高170mの宇津ノ谷峠。豊臣秀吉が小田原攻めのためにこの峠道を開きました。広い峠道だったようで、藤枝市側の髭題目付近では、暗渠部分の側溝を含め約4mの道幅が確認されています。 |
つたの細道公園 |
国道1号線の喧騒から離れ、川のせせらぎ、風の音、鳥の声が心地いい公園です。遊歩道や休憩所が整備されていますので、ちょっとした散歩にもおすすめです。 |
つたの細道 兜堰 |
形が兜に似ていることから「兜堰堤」と呼ばれています。 渓谷の自然に溶け込んでいます。新緑、紅葉、どちらの時期も趣があります。 |
つたの細道 岡部入り口 |
伊勢物語にも登場する蔦の細道は、旧東海道と比べると、ずっと狭く、急坂です。 |
岡部 坂下地蔵堂 |
宇津ノ谷峠を越える旅人の安全を祈願する地蔵菩薩が祀られています。旅人は、お堂前の木陰で旅の疲れを癒したそうです。8月23、24の縁日には、串に刺した十団子をお供えして供養しています。 |
多田元吉の碑 |
茶樹に囲まれた多田元吉翁碑。 多田元吉は、徳川慶喜公にしたがって静岡に赴き、丸子で紅茶の生産を始めました。その後、明治政府に派遣されて中国、インドで茶の調査研究し、進んだ技術を持ち帰り、近代的緑茶・紅茶生産の確立に中心的役割を果たしました。 |
丸子紅茶 |
ほんのり甘みがあり、ストレートで飲んでも、またミルクティーに合う紅茶ともいわれています。 |