|トップ>散策マップ>24.遠江国(とおとうみのくに)から三河国へ 湖西市新居町浜名〜豊橋市JR二川駅|
白須賀宿から先は静岡県である遠江国が終わり、愛知県である三河国となります。新居宿から海岸線と平行に通っていた東海道は北に向かい32番目の白須賀宿に入ります。ここも吉原宿と同じで津波による所替えにより、このようなルートになっています。白須賀宿、二川宿の両宿は当時の面影が残る宿場です。
白須賀宿は最寄の東海道本線駅より距離があり、バスも通行していないので歩く方は計画を立てて歩いてください。
古い家 |
格子窓(こうしまど)と軒先が長い農家風の家並が見られます。二川宿の商家風建物との違いがわかります。 |
十王堂 |
「十王」とは、亡者を生前の行いによって地獄へ行くか、極楽へ行くかを決める10人の王様のことです。向かって右が地獄、左が極楽。 |
庚申堂 |
人間の体内にいるという三虫(さんちゅう)が、寝ている間に天帝(てんてい)にその人間の悪事を報告に行くのを防ぐため、庚申の日に夜通し眠らないで宴会などをする風習があります。庶民の娯楽でもありました。 |
二川川口屋 |
川口屋はケヤキの通し柱が用いられています。二川宿の古い写真も展示してあります。 |
二川駒屋 |
二川宿の豪商です。西の細い路地は瀬古道といい、風情のある道です。 |
二川本陣 |
馬場家本陣と旅籠屋「清明屋」が並んでいます。本陣と旅籠の違いがわかります。 |
キャベツ畑 |
白須賀宿から二川宿、渥美半島に広がる高師台地は、日本有数の野菜生産地で、特に紫蘇等「つまもの」生産は日本一です。 |