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遠くにあった富士山が箱根の山を越えるとだんだんと大きくなり、原宿、吉原宿あたりでは視界いっぱいに広がります。富士山は眺める方角によってその表情が違う不思議な山であり、静岡県内の東海道からは絶えず富士山が見えることが魅力の一つです。
夏には靄で見えにくい富士山ですが、12月から3月中頃の冬の季節には、雪化粧の富士山がよく見えるので散策にはお勧めです。
1707年の宝永大噴火際の火口が分かり、その部分がくぼんで見えます。また山の幅も多少太い印象があります。
迫力ある雄大な富士山が見えます。山肌も見え、富士山が活火山であると感じられ、男性的な力強さがあります。
中部地域の山が近景にあり、富士山の中腹までのシルエットが見えます。宝永山が傍らに寄り添い、気高い貴婦人のようです。
近景の町並み、中景の山並み、遠景に富士山の3層の風景として富士山が見られます。
徳川家康公といえば、応仁の乱以降100年以上続いた戦国の世を平定した偉大な人物です。家康公の功績は、戦国時代を終焉させたこともさることながら、その後、約260年間もの間、戦争がおこらない平和な国の統治システムを作り上げたことが大きいです。静岡県は家康公が幼少期、青年期、壮年期、老年期と人生の重要な時間を過ごした場所であり、その逸話がたくさん残っている場所です。
マップには家康公や徳川家に関連する見所には「」マークがついています。
東海道内には箱根峠、薩峠、宇津ノ谷峠、小夜の中山峠、鈴鹿峠の5つ峠があり、そのうち鈴鹿峠以外の4つの峠は静岡県にあります。(箱根峠の東側は神奈川県)また、東海道は橋が架かっていない大きな川が多く、舟で渡ることとなっていましたが、酒匂川、興津川、安倍川、瀬戸川、大井川は人足による徒渡(かちわた)しの川でした。この5つの川のうち、興津川、安倍川、瀬戸川、大井川は静岡県の川であり、特に安倍川、大井川は冬の仮橋の架橋さえも許されなかった川でした。海上路では宮宿と桑名宿の「七里の渡し」が有名ですが、舞阪宿と新居宿の間は、浜名湖を往来しています。水深の浅い浜名湖では海上に数万の杭をうち、蛇籠をふせてその間を渡し船が通ったようです。
箱根峠 |
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宇津ノ谷峠 |
小夜の中山峠 |
富士川 |
浜名湖 |